4月8日はお釈迦様の生まれた日|初心に返り自分を振り返る日です。
四月八日は仏教の開祖・お釈迦様さまが生まれた日。
お釈迦様はインドの王様の家に生まれ、
三十五歳で悟りを開いてから、八十歳で入滅します。
お釈迦様の誕生日を祝う行事が、花祭りです。
日本では聖徳太子の提唱で行われたのが最初と言われています。
お釈迦様は生まれた直後、右手を天に、左手を大地に向けて
[天上天下唯我独尊]とおっしゃったそうです。
[天にも地にも、自分より尊いものはない]という意味で、
これはお釈迦様だけを指すのではなく、人間一人一人がそうである。
ということです。
そのとき天から九匹の龍が現れ、お釈迦さまに甘く清らかな水を注いで産湯を使わせた、
という説があります。
花祭りの日にお寺へ行くと、
たくさんの参拝客がお釈迦様の像にひしゃくで甘茶を三回注ぎ、
心をこめて拝みます。
甘茶はアマチャヅルの葉を乾燥させて煎じ出した飲み物で、
お参りした人たちにも振舞われます。
そしてこれを飲むと[無病息災でいられる]そうです。
春の花が咲き誇るなか、静かな環境でお釈迦様を拝んでいると、
世俗のストレスがすーっと背中から離れていきます。
[人は幸せになるために生まれてきた]
[どこまで幸せになれるのか試すのが人生]
[幸せになるのに遅すぎる事はない]
これらの言葉が、素直に心の中にしみ入ってくるはずです。
お寺に行く時間が無い人も、この日は家に花を飾り、
甘茶でも飲みながら、自分は何の為に生まれてきたのか?
初心に返りじっくり考えてみてはどうでしょうか?
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『参考書籍』
[Drコパの日本のしきたり風水術]より引用しています。
『まとめ』
今回の記事はいかがだったでしょうか?
4月8日。1年に一度は自分を振り返りこれからを考える日にしたいです。