構造設計屋が考える最良の木造住宅

丈夫な家を建てる為に家の湿気対策|洋風の家にこそ[ヒノキ材]おすすめします

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洋風の家ですと壁を貼ってしまえば見えなくなる柱。

ここに価格の高い材料を使うのはコストを上げてしまうのでもったいないと考えてしまいます。

価格を抑える柱と言えば、主流なのが米ツガや北欧からの輸入材で作る集成柱。

しかし、これらの材料は湿気やシロアリに弱い材料です。

大切な財産がシロアリの巣になってはたまりません。

 

特に高温多湿の日本の気候では、

壁の中に湿気が溜まり蒸れてくると微生物やシロアリが繁殖しやすい環境になります。

この様な環境になるのは分かっているので、無垢のヒノキ材が持つ能力について

簡単にまとめましたので参考にして下さい。

 

ヒノキ材

春材から夏材への推移は緩やかで、木理は通直、肌目は精であり、特有の芳香と光沢とがある。

天然木はふつう年輪幅が斉一であり一般に欠点は少ない。

植栽木ではかなり年輪幅が広く またその幅に変動があり、

育成の時に枝打ちが行われなかったものは死節が多く出る傾向がある。

気乾比重は0.34~0.54の範囲にわたり平均0.44であり、針葉樹材のうちではやや軽軟な方に入る。

含水率1%当りの平均収縮率は接線方向で0.23%、放射方向で0.12%で両者の差は少 ない方である。

強度的性質では圧縮強さ400kg/cm2、引張強さ1、200kg/cm2が、曲げ強さ750kg/cm2が、

曲げヤング係数9.0×104kg/cm2が、努断強さ75kg/cm2といった値である。

これらはいずれも スギよ りかなり大きく、さらに比重で割った値、

すなわち比強度(形質商)をみるとよい値を示し、構 造材として優秀なことを示している。

材の加工的性質をあげると切削その他の加工 は容易、乾燥も容易、割裂性が大きい。

心材の保存性は著しく高く、狂いが少なく、仕上げ材 面の状態はきわめて良好で特有の光沢があるので、

わが国産材第一の優良材であり、また世界 的にみても最も優秀な材の1つであろう。

ヒノキとケヤキの1,200年くらいまでの古材の比較で、

ヒノキでは 圧縮・曲げなどの諸強度は伐採使用後200年まではやや上昇、

その後は漸減して新材と同程度 までになること、

衝撃曲げ吸収エネルギーは300年までに30%ほど低減するが以後変らぬこと、

ケヤキではいずれも急減することを報告している。

ヒノキの材料は大きく分けて2種類に分かれています。

化粧柱用:和室の柱に使うほとんど節の無い綺麗な柱材。価格も高い。

大壁用:節があり、丸味もあるが等級は[特等・特1等など]。価格も安い。

特に洋風の家は柱が壁の中に隠れて見えなくなるので、

このような場所に大壁用のヒノキ材を使えば価格も抑えられます。

ヒノキは腐りにくく、シロアリに強く、耐久性に優れています。

またシックハウスの原因にならず体に良い。

住宅材としては信用できる材料ではないでしょうか?

節があってもヒノキ材には変わりはありませんので、壁の中でも能力を発揮するヒノキ材の使用をおすすめします。

 

 

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